なぜ諏訪湖周辺は住みたい街になったのか?移住者も注目するサイクリングロード「スワイチ」の魅力とは
「諏訪湖の周りが、最近なんだか活気づいている気がする」地元で不動産業に携わっていると、そんな声を耳にする機会が増えました。
実際に、赤砂崎公園には新しいカフェ「Suwa no wa」、諏訪湖スマートインター近くには「諏訪湖テラス」がオープンするなど、湖畔には少しずつ新しい動きが生まれています。
さらに、2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」の舞台が諏訪湖周辺に決定しており、これからさらに注目が集まりそうです。
かねてから観光地として親しまれてきた諏訪湖ですが、今はそれに加えて、「住みたい街」「暮らしを楽しむ場所」としての魅力も高まってきています。
その背景にあるのが、2024年に全線開通した諏訪湖周サイクリングロード、通称「スワイチ」です。
今回は、この16kmの道が街にどんな変化をもたらしたのか、その歴史とともに実際に感じた魅力も交えてお伝えします。

1. 悲願の全線開通。16kmの道が繋いだ「地域の未来」
諏訪湖を囲む諏訪市・下諏訪町・岡谷市の3市町が手を取り合い、2018年頃から本格的に整備が進められてきたこの道。
2024年春、ついに全線がつながりました。
かつての諏訪湖一周は、一部で車道のすぐ横を歩かなければならなかったり、道幅が狭かったりと、少し緊張感のある場所もありました。
実際に歩いてみても「ここは少し気をつけないと」と感じる場所があったのも事実です。しかし今回の整備によって、誰もが安心して歩いたり、自転車を楽しめる環境へと大きく変わりました。この整備の目的は「誰もが安全に楽しめる周遊空間にすること」。行政の枠を超えた広域連携によって完成したこの16kmのリングは、単なる道路整備ではなく、諏訪エリア全体の「暮らしの価値」を高める大きなプロジェクトだったと言えます。
この道がつながったことで、湖畔には人の流れが生まれ、新しい店舗や交流の場も少しずつ増えています。今後も、暮らしを楽しむ人や訪れる人が増え、地域全体の魅力を高めていく存在になりそうです。
2. 日本でも稀な「歩・自」分離の安心感
スワイチを歩いてみて、まず驚くのがその「優しさ」です。
道を見ると、鮮やかな赤いゴムチップ舗装の部分と、その隣のアスファルト部分に分かれているのが分かります。

〇赤い舗装: 歩行者・ランナー専用。クッション性が高く、足腰への負担が少ない。
〇アスファルト: 自転車専用レーン。
この「歩車分離」ならぬ「歩・自 分離」がなされている場所は、全国的にも珍しい高規格な設計です。
これがあるからこそ、小さなお子さん連れの方も、本気で走り込みたいランナーも、颯爽と駆け抜けたいサイクリストも、互いに干渉することなく「自分のペース」で安全に過ごすことができます。
実際に歩いていると、朝の爽やかな空気の中でランニングを楽しむ人や、夕方に湖面を眺めながらゆっくり散歩する人の姿が見られます。
ベビーカーで赤ちゃんとお散歩しているお母さんの姿もよく見かけ、安心して過ごせる環境であることを実感します。
一周約16kmという距離も無理なく楽しめるちょうどいい長さで、日々の運動不足の解消や休日のリフレッシュにもぴったりです。
途中で引き返すこともできるため、その日の体調や気分に合わせて、自分の好きな距離で歩いたり走ったりできるのも魅力です。
また、子どもと一緒に自転車を楽しむ家族や、健康維持のために利用するシニア世代の姿も多く、この道が観光だけでなく地元の人たちの“日常の一部”として使われていることを感じます。
途中には、みずべ公園や岡谷湖畔公園、赤砂崎公園など、気軽に立ち寄れる場所もあり、散歩の途中で遊んだり休憩したりと、思い思いの過ごし方ができるのも魅力のひとつです。
3. 歩くたびに違う景色に出会える、諏訪湖の四季
スワイチの魅力は、安全に歩けることだけではありません。実際に歩いてみると、もうひとつ大きな魅力に気づきます。
それが、歩くたびに感じる景色の豊かさです。ただ美しいだけではなく、心に残る——そんな感覚があります。
同じ場所を歩いているはずなのに、季節や時間、空気の違いによって、そのたびに違う表情を見せてくれる——そんな不思議な魅力が、この場所にはあります。
🌸 春
春になると、湖畔の桜がやわらかく咲きはじめ、赤い舗装の道と重なって、やさしい色の風景が広がります。
晴れた日には、澄んだ青空のもと、淡いピンクの桜と諏訪湖、そしてその向こうに見える富士山が重なり、ここでしか出会えないような「三重奏の景色」が広がります。

水色の空、やわらかな桜の色、そして足元に続く鮮やかな赤のコントラスト。その色の重なりがとても印象的で、ただ歩いているだけでも心が満たされていきます。
風が吹くたびに花びらが舞い、ただ歩いているだけなのに、どこか特別な時間の中にいるような感覚になります。
赤砂崎公園の丘の上から見下ろす諏訪湖は、静かに広がる水面と街の景色が重なり、この場所で暮らす心地よさを感じさせてくれる景色のひとつです。

🌿 初夏
初夏には、新緑が一気に色づき、湖畔にはつつじや紫陽花が彩りを添えます。
白いつつじが足元いっぱいに広がり、まるで道の景色がやわらかく塗り替えられたようで、思わず足を止めてしまいます。顔をあげると、その先には八ヶ岳の稜線が広がり、花と山、そして湖が重なる風景が、静かに広がっています。
ふと周りに目を向けると、諏訪の市木でもある「かりんの木」に、まだ小さい実がつき始めているのに気づきます。
季節がゆっくりと次へ向かっていることを、そんな何気ない変化が教えてくれます。
🍁 秋
秋になると、湖畔の木々がゆっくりと色づき、道はやわらかな赤や黄色に包まれていきます。
風に揺れる葉や、水面に映る色づいた景色が重なり、歩いているだけで季節の深まりを静かに感じることができます。
夕方になると、どこからともなく虫の鳴き声が聞こえてきて、景色だけでなく、音からも秋の訪れを感じることができます。
足元に落ちた葉を踏みしめる音も、どこか心地よく、少し歩くスピードをゆるめて過ごしたくなるような時間が流れます。
❄️ 冬
長野の冬は厳しい寒さが続きますが、その分だけ、出会える景色も特別なものになります。
湖には白鳥が訪れ、歩く足音さえもやわらかく感じるような、静かな時間が流れます。
空気が澄んだ冬は、富士山が特にはっきりと姿を見せ、まるで諏訪湖の上に浮かんでいるかのような、幻想的な光景に出会えることもあります。
さらに冷え込んだ日には、湖面が凍り、岸辺にはアイスブルーの氷が重なった堤防が現れる日もあります。
光を受けてきらきらと輝くその景色は、思わず時間を忘れて立ち止まって眺めてしまうほどです。
また、湖畔には諏訪湖を眺めながらゆっくり過ごせる足湯スポットもあります。
空気は冷たいけれど、足を浸すとじんわりと体が温まり、冬の日差しもやさしく感じられます。
スワイチを歩いたあとに立ち寄ると、ほっとひと息つけるような時間を過ごせそうです。
寒い季節は、つい家にこもりがちになりますが、こうした場所があることで「少し外へ出てみようかな」と思えるのも、諏訪湖周辺ならではの良さかもしれません。
また、昔から足湯や温泉は人と人とのちょっとした会話やつながりが生まれる場所でもありました。
観光地としてだけではなく、地域の人たちにとっても、ほっとひと息つきながら温かなつながりがうまれる場所になっているように思います。
4. 暮らしの中で楽しめる、諏訪湖の花火
スワイチを歩いていると、季節ごとの景色に加えて、この場所ならではの楽しみ方があることにも気づきます。
そのひとつが、夏の「諏訪湖の花火」です。
湖畔に沿って続くサイクリングロードからは、視界を遮るものが少なく、場所によっては花火を間近に感じることができます。
毎年多くの人で賑わう8月15日の「諏訪湖祭湖上花火大会」の夜。サイクリングロード近くに住んでいれば、大混雑の渋滞を横目に、「家から歩いて花火を見に行く」という過ごし方ができます。夜風を感じながら、整備された道を歩いて会場へ。大会当日だけでなく、夏の期間中に毎日上がる「サマーナイト花火」を
仕事終わりの散歩がてら見ることができるのも、この場所ならではです。
こうした時間が、特別なイベントとしてだけではなく、日常の中に自然と溶け込んでいるのも、この場所の魅力のひとつです。
5. スワイチを「庭」にする暮らし。近隣物件のご紹介
現在 株式会社サンケイ で取り扱っている、諏訪湖周辺やサイクリングロード近くで自然を身近に感じながら暮らせる物件をご紹介します。
諏訪市豊田文出(渋崎)3区画分譲地 売主
本分譲地は、舟渡川のほとりにある渋崎地区と豊田文出地区の境付近の閑静な住宅街にあります。
区画は70〜80坪台とゆとりがあり、日照条件も良好です。
道向かいの舟渡川からは諏訪湖へ出ることができ、湖でのアクティビティも身近に楽しめそうです。(船の利用や船舶免許等については別途確認が必要となります。)
夕暮れ時には、湖面に夕日が反射し、空がロイヤルブルーに染まる「マジックアワー」の幻想的な景色を感じることができます。
また、整備された諏訪湖周遊のジョギングロードへもアクセスしやすく、日々のお散歩やランニングを気軽に楽しめそうです。
周辺には、すわっこランド、ヨットハーバーなどもあり、スポーツやアウトドアがお好きな方にもおすすめな環境です。
温泉やサウナを近場で気軽に楽しめるのも嬉しいポイントですね😊
夏には、諏訪湖祭湖上花火大会や諏訪湖サマーナイト花火など、湖畔ならではのイベントも身近に感じることができます。
また、2025年7月に開通した中央自動車道「諏訪湖スマートインターチェンジ」へは車で約9分と、交通アクセス面も良好です。
周辺にはスーパーやドラッグストア、各種医院なども揃っており、生活利便性も良好です。
住宅や田畑が広がる比較的落ち着いた環境の中で、自然を感じながらゆったりと暮らしたい方にもおすすめの分譲地です。
諏訪市 高島3丁目 3区画分譲地 売主
本分譲地は、メイン通りから一本入った比較的静かで落ち着いた雰囲気の住宅街にあります。
周辺には住宅に加え、田畑もみられ、車通りもさほど多くないため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭にも安心して暮らせそうな住環境です。
徒歩約5分圏内には、丸安田中屋本店やセブンイレブン諏訪高島店があり、高島4丁目交差点付近の商業エリアへも徒歩圏内と、日々のお買い物にも便利な立地です。
また、角上魚類や綿半スーパーセンター諏訪店など各種店舗が立ち並ぶ城南エリアまでは車で約5分。
周辺には各医療機関や飲食店も揃っており、生活利便性の良さも魅力のひとつです。
スターバックスコーヒー諏訪城南店までも車で約6分と、お買い物やお散歩がてらにカフェ時間を楽しめそうです。
諏訪湖へも比較的近く、湖岸沿いに整備されたサイクリングロード・ジョギングロード「スワイチ」を気軽に利用できる環境にあります。
起伏の少ない諏訪湖周の道は、初心者やファミリーでも利用しやすく、四季折々の景色を楽しみながら、気軽にお散歩やランニングを楽しめそうです。
湖畔には、公園や展望デッキ、カフェなども点在しており、休日にゆったりとした時間を過ごしたい方にも魅力的な環境です。
また、夏には諏訪湖祭湖上花火大会や諏訪湖サマーナイト花火など、諏訪湖ならではの季節のイベントも身近に感じることができます。
中央自動車道「諏訪湖スマートインターチェンジ」までは車で約11分と、お出かけの際の交通アクセスも良好です。
諏訪湖や城南エリアに近い場所で土地をお探しの方、自然を感じながらゆったりと暮らしたい方、移住や二地域居住をご検討の方にもおすすめの分譲地です。
諏訪市 渋崎 仲介
諏訪市渋崎にある落ち着いた雰囲気の土地です。周辺には住宅が点在し、比較的静かな住環境でゆったりとした暮らしができるかと思います。
近隣共同温泉浴場が利用可能です。(加入金なし)
車で約6~7分の距離には、綿半スーパーセンターや角上魚類、西松屋チェーン、スターバックスコーヒーなどが並ぶ城南エリアの商業施設があり、日常の買い物に便利な立地です。
また、同じく車で約6~7分ほどのエリアには、内科・眼科・歯科・泌尿器科・整形外科といった医療機関が揃っており、健康管理や急な受診にも対応しやすい環境です。
さらに諏訪湖が近く、湖畔に整備された周遊ジョギングロードへも気軽にアクセス可能。散歩やランニングを楽しみながら四季折々の湖の景色を身近に感じられます。
交通アクセスも良好で、諏訪インターチェンジ・諏訪スマートインターチェンジまで車で約10分、JR上諏訪駅までは車で約9分となっており、おでかけや通勤・通学もしやすい立地です。
・農地転用申請要(買主様費用負担あり)
・上下水引込要(一部、買主様費用負担あり)
まとめ|この街をつなぐ16km
諏訪湖の周りには、昔から変わらない景色があります。
けれど今、その景色の中に、新しいお店や人の流れ、暮らしを楽しむ空気が少しずつ増えてきています。
「スワイチ」は、ただ湖を一周するための道ではなく、人と街、景色と暮らしをゆるやかにつなぐ存在なのかもしれません。
歩いてみると、季節の移ろいや空気の変化、湖の表情まで自然と感じられるこの場所。観光として訪れるだけではなく「ここで暮らしてみたい」と感じる人が増えている理由が、少しわかる気がします。
皆さんもぜひ、お気に入りの景色を探しに「スワイチ」へ出かけてみませんか?

次回は、そんなスワイチ周辺で立ち寄りたい湖畔のカフェやおすすめスポットについてもご紹介します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪






































