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諏訪湖花火大会2025|湖上を彩る大輪と、人の温かさにふれる夏 諏訪湖の花火が見える土地もご紹介♪

2025年8月15日に行われた「諏訪湖祭湖上花火大会」。今年も夜空と湖面を大迫力の花火が彩り、湖畔は全国から訪れた観客でにぎわいました♪当日は約50万人が来場し、諏訪市の人口(約4万8千人)の10倍以上の人々が集まったことになります。そのスケールの大きさにも驚かされました。
一発目が夜空を切り裂くように打ち上がると、湖面に反射する光と音の響きが体にまで伝わり、会場全体が歓声に包まれます。規模の大きさもさることながら、湖という舞台ならではの奥行きと迫力は、ここでしか味わえない夏の特別な体験です。

今年はご縁があり、ゲート席から花火を観覧することができました。建物に遮られることなく、真正面に広がる大輪の光を堪能できたのは、本当に特別な体験でした。

今年の諏訪湖花火大会は、「轟と煌めき!貴方とともに諏訪湖の花火」 というコンセプトのもと、2部構成で展開されました。
第1部「夜空に轟く音と光の芸術」では、ミュージックグラデーションや蛍のように静かに瞬く演出で、夜空と湖面が一体となる幻想的な時間が広がりました。
第2部「美を求めて限りなき挑戦」では、Edenや宇宙戦艦ヤマトといった迫力あるプログラムが続き、新しい花火表現への挑戦が感じられました。
フィナーレを飾った「Kiss of Fire」は圧巻で、湖畔全体が余韻に包まれる瞬間となりました。


プログラムと感想(抜粋)

今年の花火大会では数々の趣向を凝らしたプログラムが打ち上げられました。
以下はその一部の演出と、私自身の感想です♪

演目名 感想
ミュージックグラデーション タイトルの通り、音楽と色のグラデーションが夜空に広がり、まるで音が“見える”ような演出が最高でした。
静かに瞬くような小さな光が舞い、「夕闇の中に蛍が飛び交う」ような幻想的な時間でした。
スパークル ~諏訪湖を照らす星の瞬き~ 湖面に光が散りばめられて、まるで夜空が銀河になったかのような美しさでした。
Eden 「楽園」というタイトル通り、色とりどりの花火が一気に咲き、天空の庭園を眺めているようでした。
熱くなれ 宇宙戦艦ヤマト ノスタルジックな曲に合わせて力強く打ち上げられ、懐かしさと迫力が入り混じる胸に響く演出でした。
鳴り響く雷鳴(尺玉大スターマイン) 全天に轟くような大輪が咲き、雷鳴のように空気が振動し、会場全体で花火の迫力を感じることができました。
Kiss of Fire(水上大スターマイン・エンディング) フィナーレにふさわしい大作で、湖面に映る炎のような光と音の余韻がしばらく胸に残りました。

このほかにも、夜空と湖面を最大限に活かしたプログラムが数多く披露され、どの演出も感動的で、心に深く残るものでした。


花火とともに思い出す「あの夏の出来事」

私自身、この花火大会には忘れられない思い出があります。2013年8月15日、雷雨の影響で花火大会は開始から30分ほどで中断され、そのまま中止となりました。鉄道だけでも約5万人が影響を受け、帰宅困難者は6,000人にのぼり、小学校などの公共施設で一夜を明かす方も多くいました。また、低体温症で搬送された方が71人、道路冠水も発生するなど、状況は大変厳しいものでした。

そんな緊迫した状況の中でも、地域全体の温かさに触れ、張り詰めた気持ちが和らぎ、思わずほっとしました。湖畔の旅館やホテルはロビーを開放し、ずぶ濡れの人々を笑顔で受け入れてくれました。毛布やタオルを手渡し、濡れた体を少しでも温めようと動き回るスタッフの方々。中にはビニール袋で即席のレインコートを作ってくれる人もいて、その心遣いに胸が熱くなりました。旅館では温泉も開放され、屋台の方々は大雨を避けられるようテント内に案内してくれるなど、細やかな配慮も印象的でした。

さらに諏訪市も市役所や公民館などを一時避難所として開放し、多くの帰宅困難者を受け入れました。

「困っている人を助けたい」という純粋な気持ちが、この地域のあたたかさを象徴していました。当時別の県での就職を考えていましたが、その出来事をきっかけに、私は「この諏訪で働きたい」と思い、諏訪地域に就職することを決めました。

大雨に打たれ、花火も見ることができず、次の日には高熱も出たのに、自然と心に残ったのは温かい気持ちでした。またここに来たい、そして人とのつながりが温かい地域で、今度は自分が何かしらの形で貢献したいと思った、20歳の夏でした。


花火を支える人たちへ「ありがとう」を

諏訪湖の花火大会の特徴のひとつに、フィナーレの後の感動的なセレモニーがあります。花火師さんや警備員さんにスポットライトが当たり、観客みんなで「ありがとう」を伝える時間です。

観客の中には、スマホのライトを左右に揺らしながら「ありがとう、またね」と合図する人も多く、湖畔全体が温かな光に包まれます。その「花火の美しさの裏には、人の努力と想いがある」――そう実感し、ただのイベントではなく、地域を支える人たちの努力に感謝する気持ちで胸がいっぱいになります。見上げる夜空にはもう花火はなくても、人々の心に大輪の光が咲いているようでした。


誰もが楽しめる花火大会へ

今年はYouTubeでのライブ配信も行われ、会場に足を運べない方々も自宅から花火を楽しめるようになりました。小さなお子さんがいて人混みを避けたいご家庭や、遠方に住んでいる方、事情があって出かけられない方にも花火を届けたい――その思いやりに、この地域ならではの温かさを感じました。

体で感じる振動は現地ならではの体験ですが、画面越しでも花火の美しさと迫力がしっかり伝わってきて、これは現代だからこそ味わえる楽しみ方だと感じました。


花火と暮らす街で

諏訪湖の花火大会は、夏の風物詩にとどまらず、地域の人の温かさや支える人への感謝、そして住む人と訪れる人が一体となって作り上げる特別な時間です。

「毎年この花火を間近に感じながら暮らせたら…」そんな想いが心に浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
そう思った方は、ぜひ諏訪地域での暮らしを想像してみてください。湖畔を歩けば、春は芽吹きの緑、夏は夜空を彩る花火、秋は山々の紅葉、冬は凛とした静けさと雪のきらめき。四季ごとの表情が暮らしを豊かにしてくれます。

最近では都市と地方を行き来する「二地域居住」を選ぶ方も増えています。普段は都市で働きながら、休日や夏の花火の季節は諏訪で過ごす――そんな暮らし方も素敵だと思います。

長野県諏訪地域で始める二地域居住|温泉と自然の魅力に癒される、都市と地方を行き来する新しい暮らし方

不動産会社サンケイでは、会場まで車で約5分の中古住宅(徒歩でも25分ほど)や、諏訪湖の花火が見える土地のご紹介もしています。花火をきっかけに、この街に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

諏訪湖花火大会会場まで車で約5分♪

城南中古住宅 (クリックすると詳細をご覧いただけます)

諏訪市城南二丁目、新たな諏訪の商圏を形成しているエリアで、商業施設が集積する幹線道路を東に入った閑静な住宅街の一画に位置しています。

周辺には、綿半、西友、角上、ノジマ、ドラッグストア等の店舗、医療機関(内科、眼科、整形外科、泌尿器科)、飲食店(スターバックス等)もあり、これらの店舗に歩いてもいける立地です。

建物は9LDKと大規模で、十分な収納、広さ、空間があります。

庭も広々(通常の分譲地の4区画分位あります)とし、植栽もきれいに施され、四季折々その佇まいを楽しむことができます。

大家族で住みたい方々、いろいろな趣向を凝らしたインテリアを楽しみたい方など十分満足できる物件です。 和室、洋室 色々工夫された部屋がございます。

広さと空間がたっぷりある各部屋ごとに目的に応じてゆっくり過ごされてはどうでしょう。

現所有者様が取得後、キッチン等、ほぼ全面リフォームされ、設備関係も充実しております。

内覧も可能ですので、お申し付け下さい。

 

諏訪湖の花火が見える土地♪

諏訪郡 下諏訪町富部(五官町)分譲地(クリックすると詳細をご覧いただけます)

諏訪郡下諏訪町富部全8区画の宅地分譲地!南下がりの地形のため、日当たり良好!諏訪湖も望めます!下諏訪南小学校および下諏訪中学校まで約750m(徒歩約10分)と通学に便利!下諏訪駅も徒歩圏内にあります。

 

最後までご覧いただきありがとうございました😊

この記事を書いたスタッフ

maa

maa|営業

主に賃貸業務・事務を担当しております。お客様1人ひとりに対し懇切丁寧な対応を心がけると共に、日々向上心をもって業務に取り組むことを大切にしています。私は県内の出身ですが、就職を機に諏訪に住み始め、今年で4年目になりました。諏訪地域の美しい自然や風景が好きで、休日はよく写真を撮りに出かけています。おすすめスポットや自然に触れて感じたこと、日常の出来事や物件の最新情報まで幅広くブログに綴っていきますので是非ご覧ください。

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